沖縄県祖国復帰41周年記念大会 大成功!

バンベン

2013年05月25日 09:30

沖縄県祖国復帰四十一周年記念大会は、雨が吹き付ける 悪天候にも関わらず一、三〇〇名(会場定員一、二〇六名)の方々が集い、大盛会裏に終えることができま した。




今回の大会では平和団体が平和行進の開催日をわ ざと我々の大会にぶつけ、市役所に圧力をかけて、付近の市民駐車場を閉鎖に追い込むなどの逆風が吹く中で、準備をして参りました。便利な駐車場がなく、車社会の沖縄で本当に人が集まるのだろうかと不安に思ってい たところ、離れた駐車場から歩き、びしょ濡れになった参加者がどんどん会場に入って来られるのを見て感動しました。

大会に先立ち、「日の丸パレード」が行われました。午 前10時に普天満宮に集い、大会成功の祈願のため正式参拝を行いました。大雨の中、パレードの開催自体が 危ぶまれましたが、祈願祭後に不思議に雨が止みました。これを見て「神様に通じた」と誰かが声を発する と、参加者一同に感動が広がりました。そして、およそ200名が大会会場「宜野湾市民会館」を目ざし出発 しました。



車のスピーカーの声に導かれ、全員が声を合わせ、「祖 国復帰おめでとう」、「米軍基地を押し付けられた屈辱の日ではありません」「沖縄と尖閣諸島を守る ぞ!」など日の丸の小旗を振りながら約1,4キロのコースを行進しました。打ち振る日の丸が映えていま した。

「祖国復帰41周年記念大会」、第一部の式典は、国歌 斉唱に始まり、中地昌平実行委員長の「基地問題などでベストな選択はなかなかありませんが、ベターでも 進めて沖縄を前進させなければいけない」という強い使命感の感じる挨拶をいただきました。
来賓からのご 挨拶、祖国復帰運動体験者として沖縄セルラー電話株式会社代表取締役会長の知念榮治様のご提言がありました。



青年代表として新垣新様から「様々な問題がありますが、(政府に文句を言うばかりでなく)私達は前を向いて歩んでいく日本人でありたい。前を向く沖縄 を一緒に築きましょう」と力強く述べていただきました。



 琉球大学の学生による決議文朗読が行われ、「五月十 五日をお祝いする政府及び沖縄県主催による毎年の式典開催」、「一日も早い普天間基地の危険性の除去の ため、実現可能な現実的対応を取るよう沖縄県に対し要望する」を要望する など五項目を採択しました。

圧巻だったのは、式典を締めくくる「万歳三唱」でし た。玉城正範様の先導により「沖縄県祖国復帰41年周年を祝して万歳」と声高らかに行いました。手に した日の丸の小旗がひるがえり、そして万歳の声は会場に響き渡って、涙する方もいらっしゃいました。



第二部の記念講演では、ジャーナリストの櫻井よしこ先 生から「沖縄の真実の声をあげよう」と題してお話いただきました。
「沖縄の新聞と沖縄の皆様の考えは随 分違う。メディアは反本土の動きは大きく報道するが、ここに来て沖縄県民は祖国日本を愛しているという ことがわかりました」との言葉にその日一番の拍手が沸き起こりました。続いて、日本の領海・領空が侵さ れている現実と世界情勢についてお話され、覚悟を持って立ち向かわねばならない時期に来ているとお話に なりました。会場からは共感の拍手が起き、なかなか鳴り止みませんでした。 

会場全員が一体となり、「沖縄県祖国復帰41周年」を迎 えたことを喜び、その意義を十分確認し合うことができたのではないでしょうか。この度は誠にありがとうござ いました。  

また下記の動画はボランティアスタッフ川満洋平さん(プロの映像関係者です)が作成してくださった本大会のダイジェ スト動画です。
5分で雰囲気が伝わる素晴らしい出来ですので、ご紹介致します。

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